ちょっと一息〜健康コラム
ちょっと一息〜健康コラム
文書作成日:2022/03/05


 健康な毎日のために欠かせない睡眠。けれど、現代社会では睡眠においてさまざまな悩みを抱える人も多いといいます。今回は、心と体の土台をつくる睡眠習慣について取り上げます。

 厚生労働省のe-ヘルスネットなどによると、60歳以上の約3人に1人が睡眠問題を抱えており、睡眠障害は国民病ともいわれています。睡眠障害には、大きく分けて4つの種類があります。

  • 入眠障害…寝るのに30分〜1時間ほどかかる。もっとも多いタイプの不眠症。
  • 中途覚醒…寝ている間に何度も目が覚めてしまう。高齢者の方に多い。
  • 早期覚醒…予定の時間よりも2時間以上早く目が覚める。高齢者、うつ傾向の方に多い。
  • 熟睡障害…眠りが全体的に浅く、ぐっすり寝た感覚が得られにくい。

 このような症状は、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。睡眠障害とは、大げさなものではなく身近な不調ともいえます。

[原因]

 睡眠障害の原因は、不規則な生活、加齢による夜間頻尿、ストレスやうつ症状、かゆみ・痛み等の疾患など、さまざまです。不規則な生活は、睡眠と深く関わるホルモン「メラトニン」の分泌に悪影響を与えます。加齢による夜間頻尿、かゆみ・痛み等の疾患の症状があると、深い睡眠を妨げられやすくなります。また、ストレスやうつ症状といったメンタル面の問題から、寝つきが悪いという場合もあります。
[対策]焦らないこと
早く寝ようと頑張るのは、やめましょう。暗くした部屋でお布団に入って目をつむるだけでも疲労回復には少なからず効果があるといわれています。メンタル面の不安や、身体的なかゆみ・痛みがある場合は、専門医に相談することも考えてみましょう。
[対策]適度に体を動かす
子どもがぐっすり眠れるのは、成長期ということもありますが、活動量が多くほどよい疲労を得ているため。現代人は運動不足になりがちなので、日中にしっかり体を動かす習慣を意識的に取り入れたいものです。
[対策]理想を目指さない
理想の睡眠時間を意識すればするほど、睡眠を問題視してしまいがち。人にはそれぞれ適した睡眠時間があり、ショートスリーパーなら6時間未満で十分、ロングスリーパーなら10時間以上必要といわれています。なかには、丸1日寝て翌日丸1日起きる、といった睡眠サイクルの方もいるそう。生活に支障がない範囲で、自分に合った睡眠リズムであればOKと、寛大に捉えましょう。
[対策]無理に朝型にしない
日光を浴びるなら朝早く起きなくてはと、頑張る必要はありません。英国のバーミンガム大学の研究によると、朝型か夜型は、生まれつきの体内時計で決まっているとの報告もあります。研究では、自分本来の生活リズムで過ごすことが、健康や高い生産性を生むと考えられています。できる限り、自分の体内時計に逆らわず過ごしてはどうでしょう。
[対策]睡眠障害外来に相談する
不眠になる原因が思い当たらない、今すぐ対策したい、という場合は、睡眠障害外来に相談するのもおすすめです。あらゆる角度からのケアが期待できます。

 寒くて家の中にこもりがちという方は、1日に1度はできるだけ外に出るようにしましょう。日光を感じたり、体を動かしたりすることが、心身に良い刺激となり、長い目でみれば睡眠障害の改善にもつながるはずです。

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